SAVE LIVE LIFE!!1 -コラム ふくもりみほ(オタフクガールズ)

 

こんにちは、オタフクガールズのみほたんです。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための活動自粛が続いております。

今回のテーマで記事を書き出す前に、まず「ここまで自分ごとになって来たのはいつからだったか?」を振り返ってみようと思います。

WHOが緊急事態宣言をしたのが1月31日……と言っても、この時点では「なんか怖いな」くらいでしたよね。中国の住む友人の身を案じたり、マスクの転売価格にびっくりしたりしながら普通に生活しておりました。

2月の中頃に日本でも死者が出て、2月末には大規模イベントの自粛が呼びかけられ、ディズニーランドが休園。この頃にはバイト先の客足にもかなり影響が出ていて「あれ?これ全然大丈夫じゃなくない?」と分かってきました。

 

私たちオタフクガールズは3月14日に大阪でレコ発主催イベントを企画していました。

出演者も揃い、告知ビジュアルも出し、フライヤーも印刷して、同時並行でCDジャケット用の撮影もしながら、ライブ1週間前。本来なら、タイムテーブルを告知するくらいのタイミングで延期を発表しました。

この時、大規模イベントは次々延期になっていましたが、身近なライブハウスではライブをやっていたし、私たちも誘われる側だったら出演していたと思います。

そんな中、私たちが自粛を選択した理由はいくつかあります。

バッシングが怖い

正直に言うと、バッシングが一番怖かったです!

3月頭は大阪のライブハウスで感染者が出て、ライブハウスが名指しで報道されていた頃でした。(先日、大阪府知事が「正直に公開してくれたおかげで感染拡大が防げた」と感謝を述べていて救われましたね)

出演していたバンドのなまえもネット上では確認でき、ここに自分たちの名前が並ぶことを想像すると恐ろしくなりました。

私がTwitterでフォローしている方はアイドルやミュージシャンが多いので、タイムライン上ではライブハウスは悪くない!という言葉しか流れてきませんでしたが(もちろんそうだと思います)、ニュースに関するツイートなどを検索すると心がズンと重くなるような言葉が並んでいました。

何かあった時に責任がとれない

自分たちのせいで何かあった時のことを考えると開催決行という選択はできませんでした。

私には生まれて半年の姪がいて、80歳を超える祖父がいます。どちらも同居しているわけではありませんが、この2人の顔が浮かびました。

祖父は毎年、京都で芸舞妓さんの踊りをみるのを楽しみにしていて、今年も一緒に行く予定でしたが中止になってしまいました。去年一緒に行った祖母は今年の初めに亡くなって、それは新型コロナ関係ないんですけど、高齢者というのは脆いのだとよく分かりました。

そう、高齢者というか、人間の体というのは思っているよりも脆いのです!

自分がそうやって心配に思う人がいるように、私たちのお客さんや演者の皆さんの周りにもそういう人がいるでしょう。何かあった時に私たちは責任がとれません。

あと、単純に自分たちのお客さん自身が年齢を重ねている人がいるので、その人の顔が浮かんだというのもあります。「○○さん来るって言ってたよな」「しかも遠いんだよな」「何かあったらどうする?責任云々っていうか、嫌だー!」って感じです。

活動自粛中は過去の動画を編集してアップしたり通販を充実させるなど、自宅にいながら楽しんでもらえるコンテンツを発信しています。

メンバーが怯えていた

「バッシングが怖い」「責任がとれない」といった話をメンバーのミッチャンに相談した時に、彼女はそれに同意した上で「自分が感染するのが怖い」と怯えていました。

その日は2人がアクセスしやすい大阪駅周辺で集まっていたのですが、ここに来ることすら怖かったと言うのを聞いて、それはもうやめておこうと即決することが出来ました。

2人で話していた時に「『やらなくてよかった』とはなっても、『やってよかったね』とはならないと思う」という話になりました。

やっとCDを作って出せる、新しい衣装のお披露目もある、楽しい出演者さんが集まってくれた、自分たちが作ってきたものをお客さんに楽しんでもらいたかった。だけど、それは本当に今絶対にやらなければいけないことなのか……そう考えた時に、もっと手放しで全員が楽しめる形で仕切り直したいと思いました。

金銭的な話

これは「自粛できた理由」なのですが、私たちが借りていた場所がライブハウスではなく、ライブイベントをやる場所としては破格で借りられるスペースだったからです。

キャンセルしたとしても手持ちのお金で払うことが出来るぞ、というのが大きかったのです。

(ライブ予定だった当日、その場所を使って配信ライブをしたのですが、ワークショップとして借りる価格にして頂いたので実際負担はほとんど無かったです)

これが奮発して大きめのライブハウスを借りている時だったら、キャンセル出来なかったかもしれないし、出来たとしてもめちゃくちゃストレスだったと思います。

 

実際そういう状況だった人たちは沢山いるでしょうし、何万、もしかしたら何十万というハコ代を個人で負担することになっている人もいると思います。そしてライブハウスも大きな打撃を受けています。

自分たちはタイミングが合って、金銭的な問題をクリアしていたから、たまたま自粛出来ただけ、という感じかもしれません。

主催ライブ予定日、無観客での配信ライブを終えた2人。

おわりに

自粛した人も、敢行した人もそれぞれめちゃくちゃ悩んで決断したと思います。

それぞれに考えがあって、よっぽどあり得ない選択をしていない限り責められることろは無いでしょう。

状況は毎日変わっていて、先日緊急事態宣言も出されました。

金銭的打撃を受けているアイドルさんは多数いると思うし、お客さんはそれを理解して通販を買ったり投げ銭をしたりしてくれています。私たちの通販ページもいつもより動いていて、お気持ちを上乗せして支払ってくれる方もいて大変感謝しています。

 

ただ、ここまで長引くと今度は「活動出来ない」というストレスが大きくなってきます。

金銭的な問題だけでなく、何もしていない状況が続き、ライブのようなレスポンスがダイレクトに感じられる場所もないと「アイドルでいる」ということが揺らいでくる人が出てくるのではないかと思います。

それをどう乗り越えていくのか……この状況で何が出来るのか……なんて、毎日考えすぎるのも良くないのでみんな可愛い自撮りあげて、オタクはそれに「可愛いよー!」って全力で言ってあげてください!

 

みんなで乗りきって、元気でまた会おう! 

今はそれしか言えない!

お知らせ

通販サイトにて新曲CDを販売開始いたしました!
自粛期間中に購入して頂いた方にはトークトラックを収録したり、おまけを同封したりと特典がございます。
オタフクガールズの人気物販の水着チェキもご購入頂けます!
よろしくお願いします。

 


ふくもりみほ

地下アイドル兼ライター。通称「みほたん」。趣味はネットサーフィン、特技はネットスト―キング。難ありアイドル『オタフクガールズ』のお貧乏担当としても活動中。ネタに困った時はすぐにユニットの収支をバラそうとする。将来の夢は人気者。

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