パワフルな魂は燃え尽きない。姉妹で活動5年目に入ったユニット「Sugar&Solt」

Sugar&Soltは大阪を中心に姉妹で活動する2人グループ。結成から5年目に入るが、これまでメンバーの変動なく高校受験も乗り越えて活動を続けてきた。今回はそんなおふたりに、長年の活動の振り返りや定期的に遠征する視点から見る都市間のアイドルシーンの違いについて伺った。

 


 

姉妹で活動5年目、いままでの活動から初めてできたキャッチコピー

最初に、Sugar&Soltさんを初めて知る方に向けて自己紹介をお願いします。

ひめ:Sugar&Soltのひめです。活動5年目の17歳、めっちゃライブが好きです!まだ知らない方には知っていただけたら絶対楽しんでもらえるようなグループでやってます!

すず:Sugar&Soltのすずです。もともと変な人と言われがちなんですけど、人を笑顔にするのが好きなのでさらに変な行動をするのが合わさって心配されたりするような、「すず!!!」って感じだと思います、よろしくお願いします!

ひめ:私たちSugar&Soltは「パワフルライブアイドル」ってキャッチコピーで、姉妹ふたりでやってます。パワフルでロックな楽曲とともにむさくるしいほどライブを楽しめる空間をみんなで一緒に作っていけたらいいなと思ってます!

すず:といっても最近できたキャッチコピーなんですけどね。1ヶ月前とか2ヶ月前とか…

左:すずさん 右:ひめさん

では、今までは限定したキャッチコピーは無かったのですね。キャッチコピーを決めてこなかった理由はありますか?

ひめ:結成してからずっと私たちが長く音楽続けられるようにって運営してもらっていて、出来るだけ自由な活動を出来るように…言葉でコンセプトを決めると方向性が偏るかなと思っていままでキャッチコピーは無かったんです。でもやっていくうちにコンセプト無いとアイドルやってられへんぞって。

すず:それで5年目にして決まりました。だからコンセプトありきじゃなくって、5年間やってきた活動で決まったって感じですね。

おふたりがアイドルを始めたきっかけは何でしたか?

すず:始める前の私、何もやる気がなかったんです。今では考えられないと思うんですけど。そんな時にお母さんが、こう…「魂に希望を持たせよう」ってアイドルを勧めてくれて。

ひめ:お母さんと運営さんが知り合いで、私たちも元々音楽はすごい好きだったので紹介していただいてアイドルを始めることになりました。スカウトとかオーディションとかではなかったので、ご縁でスタートを切りましたね。

すず:さっきも出たみたいに私たちが活動を続けられるようにって自由にやらせてもらってるので、コンセプトも含めて活動は基本運営さんと話し合ってみんなで決めてやってます。その点はバンド活動に近いのかな。

公式サイトのディスコグラフィーにも曲ごとにおふたりのどちらがプロデュースされているかが載っていますね。これはどのように制作されているのでしょうか?

ひめ:曲としてどういう方向性がいいとか歌詞の内容とか、細かいところだとサビはこういう感じで盛り上げたいってイメージを作曲家さんに提案して作ってもらってます。ほんまに担当した楽曲はお互いの気持ちが入ってるよな。

すず:実は「こんな感じがいいです」って送った文章そのまま歌詞に使ってもらってるやつもあるんですけど、まあファンの人には言ってないんで誰にも伝わってません(笑)

ひめ:最初は「こういう曲があるといいね」っていうのを運営さんたちが用意してくださってたんですけど、曲が増えてきた頃に運営さんが「どういう曲がやりたい?メンバーが発信していくのがいいと思うよ」って言ってくださって。自分たちの中にあるものを伝えて形にしてもらってます。

運営さんだけではなく、メンバーさんも一緒に活動の方向性を作っているのですね。

ひめ:バンドの形に近いですかね。ブッキングや物販のこととかは運営さんが担当してくれていますけど、ライブの内容についてはほんと私たちと運営さんの3人全員平等な意見として扱ってくれてて。言えば言うほど取り入れてもらえてます。

すず:そうそう、さっき言ってた曲たちも運営さんや作曲家さんがめちゃくちゃSugar&Soltのことを考えてくださってて。曲のこともライブのことも、全員がグループのことを考えているって感じですね。

ひめ:私たちと運営さんで3人でいる時はほんとずっと話してて…遠征とかやと東京に行くまで片道6時間、ずっとずっとライブのことを相談したりしてます。基本的に私がひたすら喋ってるんですけど(笑)すずと運営さんはそれもひたすら聞いてくれて、私も喋ってるうちに考えがまとまっていって、そうやってみんなで同じ方向を向いていけてますね。

人生を見せるライブがしたい。活動の中で変わった意識

メンバー固定で4年以上活動するのは関西に限らず特に長い活動だと思います。続いてきた理由として、意識していた点や思い返すと良かったと思う点はありますか?

すず:思いつめない。これだけですかね(笑)

ひめ:私は結構色々あるけどなぁ。姉妹やからこそ続いたっていうのもあると思うし。でも最初の2年はほんとただやっていたという感じでした、アイドルできたらなんでもいいわ、って。お金も今こそ回ってるけどその頃は赤字ばっかりやったし、それでもアイドル続けたかったからなんとかお願いしてやらせてもらってて。色々頑張ろうと思ったのは最近の2年くらい?かなあ。

すず:私は若かったしバカやったから、何もわからないままとりあえずやってたら2、3年経ってもうてたな。色々考えはじめたら嫌なこともあったけど、一周回ってもう考えんとこ!って(笑)

ひめ:でも嫌なことをやらされるということは絶対に無かったので、辞めたいと思う時はなかったですね。たぶん融通をめちゃくちゃ利かせてもらってると思います(笑)そのおかげで続けられて、今やっと仕事の意識というか、魅せてやるって気持ちとか責任感を持つようになれたと思います。ここ1、2年で。

意識が変わったタイミングは、何かきっかけとなった出来事があったのですか?

すず:あります!私の場合は、あるタイミングで仲良かったグループさんに新しいメンバーが入った時に「抜群にライブが良くなった」ってスタッフさんから聞いて、その時「ライブが良い」の意味もわからなかったんですよね。本当に何も考えずやってきてたから。 なんやねん!。今まで同じやったのに何が違うん?って、反骨精神というか、自分が出来てない自覚ともっと頑張りたいって気持ちに気づいた時が私のきっかけやったなって覚えてます。

ひめ:私と全然違うわ。私は、前は自分が「普通のことが出来る」と思ってたんですよ。普通に暮らせる、仕事もできる、アイドルじゃなくても色んなことやっていけるわって。でもそのうちに意外とそうじゃないな、音楽でご飯食べていかないと何もないな?って気づいたんです。その上音楽を好きだからこそ、お金もらうならもっとちゃんとしないとなって思って…。

すず:ほんまここ1年の話してんな、それ!

ひめ:営業マンになるとか美容師になるとか、そういう未来はまあまあ無いわ!って気づいて、だから音楽を仕事としてちゃんと魅せれるようになりたいって。あとは自分がライブを見に行った時にめちゃくちゃ感動して。ただのライブじゃなくてもう、その人の生き様みたいなんを魅せてもらって超勇気をもらったんです。だから自分もそうなりたい、誰かにとってそういう存在でありたいと思って、より真剣にやってます。

そのように意識が変わってから活動の中で心がけるようになったこと、実際に変わった行動や目標はありますか?

ひめ:前までは笑顔でいようとか可愛く見られたいとか思ってたんですけど、でもそんなんはもう必要ないなって思って…ライブで何も隠さないようになったかな。とにかくパフォーマンスを良くして、誰かがつらいなって思った時とかに「またこの人たちのライブ見たいから頑張ろう」って思われたい、だから全力でやるっていう。今まで生きてきた自分のすべての出来事とか感情を歌と曲とかに乗せて表現しようと思うようになりました。

すず:今まで生きてきたものを乗せたライブをして、真剣に今を見せてる。逆に私もいま目の前にいるフロアの人をみているから、ちょっとでも他のとこ見てると「今やってるから今見て!!」って気持ちになります(笑) あとはめっちゃ見た目に気を掛けるようになりましたね。服装とかメイクとか、ちょっと出かけるときにも「まあこれやったらいいやろう」くらいには自分の中でラインを決めておくとか。

ひめ:自分に時間とかお金とかをかけるようになったので、そういう見かけのことも気を使うようになってるんかなと思いますね。

すず:気にするよね、歩き方とかも。

ひめ:いやそれは気にせえへんわ(笑)

すず:え、うそ!大きい人に見られたいからちょっと大きい動きしたりしてます。誰にもなんも言われへんけど。唯一学校のコミュニケーション英語の先生にだけなんか「すずさん、歩いてる姿もオーラあるよね」って言われました(笑)

定期的に遠征に行くグループから見た東名阪の違い

定期的に名古屋とか東京へ遠征してらっしゃるおふたりですが、大阪の現場と違う点って感じたりしますか?

ひめ:感じますね。東京はまずアイドルの数もお客さんの数も多いから、その中でSugar&Soltを見て好きになってくださる方がいる感じ。大阪はまだミーハーな部分が大きいというか、SNSのバズり方とかどれくらい勢いがあるかが見られることが多いなって感じますね。東京はその現場で知られてなくてもパフォーマンスさえよければ見てもらえることが多いかな。

すず:東京、朝イチとかでも入場料が安いイベントだとすごく人が多いよね。大阪は知ってる人が見に来てくれるのが多いです、いつもステージの写真撮ってくださる方とかもいますね。

ひめ:名古屋は規模的には大阪よりもっともっとコンパクトにした感じかな。規模は小さいけど、東京と大阪の中心にあるのもあっていろんな都市の方が集まってるんです。なので名古屋で見て好きになってくれた方が東京や大阪にも来てくれたりして。

すず:そう、名古屋も東京もアイドルだけじゃなくてお客さんも遠征の人が多かったりするんで。そこで見てくれた方がまた他の県での遠征で会いに来てくれたりしますね。

パフォーマンスで魅せていく。共感しあえる仲間を作る活動

最後に、Sugar&Soltのおふたりにとっての「良い活動の仕方」をお聞かせください。

すず:ほんまに人によるよね。すずは多くの人を笑顔にさせたいから目標は「ビッグになりたい」、大きいイベントもテレビも出たいし大きい箱でワンマンだってしたい、その先でツアーとか、Sugar&Soltとして独自で色々作っていきたいなって。でも自分が愛でられたい、愛されたいみたいな人やったら規模にこだわらずその辺でやったらいいんちゃう?って思うな。

ひめ:私は、おっきくなりたいのはなりたいんですけど、逆に言ったら全然テレビに出たいとか思わないんです。昔は思ってたんですけど、今は勢いとか動員をガッて大きくしたいっていうよりはSugar&Soltの活動を続けて自分たちの音楽やダンスを伝えていけたらなって考えにシフトしていて。自分で技術を身につけながらやれることを増やして広げて、そうやって大きくなれたらなって思っています。運営さんや周りの方から音楽業界のことを教えていただいたり、楽器や演奏のことも徐々にもっと深く知っていけたらなって。

すず:それなんよ!長く続ける方法それなんよ。みんなが続けてたいなって思えるような活動、それでええんちゃうん?

ひめ:私の場合は音楽を長く続けるためにって目標がもうあるからそのために集中してやりたいことも見つけられるし、友達と遊ぶとかも全然ないから楽器とかライブとか見に行ったりする時間があるのが大きいと思う。そういう考え方を否定されずにやらせてもらってるからできてるんかな。そこは事務所の方針にも寄ると思うんですけど、嫌なことは嫌って伝えるのも大事かもしれないですね。

すず:自分たちなりの着地点がないと、って思います。何を目標としてアイドルをやりたいか、そのために何ができるか、何が譲られへんかって色々あるじゃないですか。わたし自身もこれはやりたくない、これがやりたいっていうのがいっぱいあるけど、それを叶えてくれるのがSugar&Soltやから本当に良かったなって。自分の活動をそう思えるかどうかでモチベーションが全然違ってくると思う。

ひめ:うちらがライブを一生懸命してるからこそ意見を聞いてもらえたり思いやってもらえたりするんで、自分たちのパフォーマンスを見て「この子たちを売れさせたい」とか「この子たちを手伝いたい」と思ってくれる人に見つけてもらえたら勝ちって感じやんな。自分たちの良いところを一緒に共感しあって活動していける人たちと進んでいけるのが良いやりかたかなって思います。

 


Sugar&Solt

パワフルライブアイドル
メンバープロデュース曲にのせたダンスでパワフルかつエネルギッシュで元気になるライブを魅せる。
(Soltは太陽と塩をかけた造語です)

Sugar&Solt OFFICIAL SITE
http://sugarandsolt.net/

Sugar&Solt公式Twitter
https://twitter.com/Sugar_And_Solt_

すずTwitter
https://twitter.com/SugarAndSolt_S

ひめTwitter
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Sugar&Solt YOUTUBE CHANNEL
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Sugar&Solt WEB STORE
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